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> 『松山はいく』の写真俳句
青柿の木陰に育つ醤油蔵
薬降る念珠の房の鎮まりぬ
鵜の嘴の痕くつきりと魚の胴
我が庭の紫陽花青く日蝕す
石楠花や五百羅漢に護られて
ショートホープ根元まで吸い田螺和
青鷺やどうして逃げる夏空へ
天山の夜を揺らしけり桜まじ
滲む色の蛤旨しとみながの
鯨にも吾にも乳房の記憶あり
竹筒の中やほろほろ春灯
茶店から裏に出にけり冬桜
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